報道発表
「カウンターランサムウェア・イニシアティブ会合」への参加
令和5年11月2日
10月31日から11月1日(現地時間同日)にかけて、米国ワシントンD.C.において「カウンターランサムウェア・イニシアティブ会合」が行われ、ランサムウェアの脅威への対処に関する国際連携について議論が行われました。
- 本会合は、昨年10月以来、今年で3回目の開催であり、我が国からは、市川恵一国家安全保障局次長兼内閣官房副長官補ほか、外務省、警察庁、内閣サイバーセキュリティセンターなどが参加しました。
- 会合後に発出された共同声明では、ランサムウェアに対する集団的な強靱性の構築、ランサムウェアの実行可能性を弱め、責任者の追跡に関する協力、ランサムウェアのエコシステムを支える不正資金への対抗、民間セクターとの協力、国際的な協力の継続などを再確認しました。
- また、今回、我が国も参加したランサムウェア不払いに関する声明を通じて、声明参加国は、ランサムウェアによる金銭支払いを避けること、模範を示していくこと、中央政府の権限下にある関連機関がランサムウェアによる金銭支払い要求に応じるべきではないことで意見が一致した旨を表明しました。
- 我が国としては、引き続き国際社会と緊密に連携し、ランサムウェアの脅威への対処含め、自由、公正かつ安全なサイバー空間の維持・発展のための取組を進めていきます。