報道発表

第2回グローバル・パートナーシップ作業部会の開催(結果概要)

令和5年11月10日
全体会合が行われている様子
グローバル・パートナーシップ作業部会が行われている様子

 11月9日及び10日、外務省は、長崎において、本年のG7議長国として、第2回グローバル・パートナーシップ(GP:Global Partnership Against the Spread of Weapons and Materials of Mass Destruction)作業部会を開催したところ、概要は以下のとおりです。 なお、本作業部会を前に、G7不拡散局長級会合(NPDG:Non-Proliferation Directors Group)との共同セッションを開催し、軍縮・不拡散にかかる幅広い意見交換を行いました。

  1. グローバル・パートナーシップ(GP)作業部会には、メンバー国である15か国及び、EUやその他国際機関等を含め約140人が出席しました。参加者の間では、大量破壊兵器等の拡散の防止に向けた議論や、具体的な取組に関する意見交換が活発に行われました。
  2. 生物セキュリティ、化学セキュリティ、核・放射線セキュリティ及びCBRNの4つの分野に分かれた分科会では、参加者の間で、より専門的な議論が行われました。
  3. さらに、各分科会におけるマッチメーキング・セッションでは、参加者によるプロジェクト提案に対する活発な意見交換が行われました。
  4. GP作業部会の閉会式では、参加者から、本年の日本によるG7議長としての取組及び本作業部会を被爆地・長崎で開催したことに対する感謝が示されました。さらに、来年のG7議長国であるイタリアから、各国・各国際機関との更なる連携強化に向けた期待が示されました。
  5. なお、本作業部会後、参加者は、長崎の原爆資料館を訪れ、被爆者の講話を聞くなど、被爆の実相に対する理解を深めました。

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