報道発表
日米交流の促進・相互理解の増進のためのプロジェクト(Student Educational Exchange and Dialogue (SEED) project)の実施(結果)
令和5年10月23日
10月21日及び22日、長崎県の米海軍佐世保施設内・E.J.Kingミドルハイスクールにて「日米交流の促進・相互理解の増進のためのプロジェクト」(Student Educational Exchange and Dialogue (SEED) project)の今年度の事業が開催されたところ、概要は以下のとおりです。
1 「日米交流の促進・相互理解の増進のためのプロジェクト」の狙い
在日米軍施設・区域が所在する地域において、地元の日本人の中高生と在日米軍関係者の子息である米国人の中高生が、文化・教育交流を通じて相互理解を深めるとともに、国際社会で活躍する人材を育成することを目的としています。
今般開催された米海軍佐世保施設での事業では、「日米友好をテーマにしたご当地キャラクター」等をテーマに、日米の中高生約40名が交流しました。
2 概要
(1) 学生によるプレゼンテーション
(ア)1日目:10月21日(土曜日)
学生たちは、グループに分かれ、「日米文化交流」をテーマに自国の文化を紹介し合い、英語及び日本語でプレゼンテーションを行いました。
(イ)2日目:10月22日(日曜日)
学生たちは、「日米友好をテーマにしたご当地キャラクター」をテーマに、様々なアイディアを出し合い、地元を広報するためのオリジナルのご当地キャラクターを考え、英語及び日本語で寸劇によるプレゼンテーションを行いました。
(2) 閉会式(表彰式及び修了式)(2日目:10月22日)
日本側から、穂坂外務大臣政務官、宮島佐世保市長等が、米側からマイケル・フォンテーン米海軍佐世保施設司令官(大佐)、エリン・グラザック米国防省教育部(DoDEA)太平洋東地区副教育長等が出席し、参加者全員の2日間の健闘を称え、挨拶を行いました。
3 参加した日米学生の感想 (一部紹介)
- このような米軍関係の生徒の人たちと関わるイベントは、とても良いと思いました。きれいな英語だけではなく、若い生徒たちの話し方や英語表現も聞けて、良かったです。アメリカと日本の共通点や相違点を知る良い経験ができました。(日本側の参加者)
- 日本の生徒との交流の機会を得られ、とても楽しかったです。彼らとつながることができました。日本についても、より多くのことを知ることができました。(米側の参加者)
(参考)実施形態
- 共催:外務省、米国防省教育部(Department of Defense Education Activity: DoDEA)
- 後援:佐世保市教育委員会
- 開催協力:米海軍佐世保施設