報道発表

日英外相電話会談

令和5年10月18日

 10月18日、午後4時30分から約20分間、上川陽子外務大臣は、ジェームス・クレバリー英国外務・英連邦・開発相(Rt Hon James CLEVERLY MP, Secretary of State for Foreign, Commonwealth, and Development Affairs of the United Kingdom of Great Britain and Northern Ireland)と電話会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。

  1. 冒頭、上川大臣から、ハマス等のパレスチナ武装勢力によるテロ攻撃によって犠牲となった英国民の方々に心からの哀悼の意を表明し、クレバリー外相から謝意が述べられました。
  2. 上川大臣は、ガザ市にあるアル・アハリ病院が攻撃され一般市民に多大な被害が発生したことに強い憤りを覚える、一般市民の安全を確保し、事態を早期に沈静化するよう連携していきたい旨述べました。これに対し、クレバリー外相から、先週の同外相のイスラエル訪問を含む英国の外交努力等について説明がありました。
  3. 上川大臣から、ガザ地区の人道状況を憂慮しており、日英両国を含め、各国が発表した人道支援を現地の市民に届けることが重要である旨述べました。その上で、両外相は、ガザ地区における人道アクセスの確保や人道支援の必要性について一致しました。また、両外相は、自国民の安全確保についても連携していくことで一致しました。
  4. 両外相は、中東情勢を含む国際社会の諸課題について、両国間及びG7間で、引き続き連携していくことで一致しました。

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