報道発表
日米交流の促進・相互理解の増進のためのプロジェクト(Student Educational Exchange and Dialogue (SEED) project)の実施(結果)
令和5年10月16日
10月14日及び15日、沖縄県嘉手納飛行場内のカデナ・ミドルスクールにて「日米交流の促進・相互理解の増進のためのプロジェクト」(Student Educational Exchange and Dialogue (SEED) project)の今年度の事業が開催されたところ、概要は以下のとおりです。
1 「日米交流の促進・相互理解の増進のためのプロジェクト」の狙い
在日米軍施設・区域が所在する地域において、地元の日本人の中学生と在日米軍関係者の子息である米国人の中学生が、文化・教育交流を通じて相互理解を深めるとともに、国際社会で活躍する人材を育成することを目的としています。
今般開催された嘉手納飛行場での事業では、「日米友好をテーマにしたご当地キャラクター」等をテーマに、日米の中学生44名が交流しました。
2 概要
(1) 学生によるプレゼンテーション
(ア)1日目:10月14日(土曜日)
学生たちは、グループに分かれ、「日米文化交流」をテーマに自国の文化を紹介し合い、英語及び日本語でプレゼンテーションを行いました。
(イ)2日目:10月15日(日曜日)
学生たちは、「日米友好をテーマにしたご当地キャラクター」をテーマに、様々なアイディアを出し合い、地元を広報するためのオリジナルのご当地キャラクターを考え、英語及び日本語で寸劇によるプレゼンテーションを行いました。
(2) 閉会式(表彰式及び修了式)(2日目:10月15日)
日本側から、宮川沖縄担当大使、當山嘉手納町長、比嘉北中城村長、比嘉沖縄市教育長、仲村宜野湾市教育長等が、米側からニコラス・エバンス在日米軍第18航空団司令官(大佐)、メリッサ・ヘイズ米国防省教育部(DoDEA)太平洋支部南区(沖縄)教育長等が出席し、参加者全員の2日間の健闘を称え、挨拶を行いました。
3 参加した日米学生の感想 (一部紹介)
- 今回のイベントで、外国の人たちと交流できて、嬉しかったです。2日間、いろんなことにチャレンジしました。例えば、飲んだことのないジュースや食べ物にチャレンジしたり、先生や周りの人とお話をしてみたり等、とても良い経験ができたので、また参加したいと思いました。また英語の勉強をして、レベルアップした姿で頑張ってみたいです。(日本側の参加者)
- このイベントに参加できたこと、そして日本人の友人を作るという目標を達成できたことを、大変うれしく思います。友人や家族にこの週末の経験を伝えて、もっと日本のことを学ぶのが待ちきれません!(米側の参加者)
- このイベントはとても好きです。彼ら(日本人)の文化や彼らにとって特別なことについてたくさん学びました。私は最終的に日本語をつかって会話ができて嬉しかったです。この週末がどれだけ楽しかったかを家族に伝えたいです。(米側の参加者)
(参考)実施形態
- 共催:外務省、米国防省教育部(Department of Defense Education Activity: DoDEA)
- 開催協力:沖縄市、嘉手納町、北中城村、宜野湾市、嘉手納飛行場