報道発表
日・ノルウェー外相会談
令和4年9月26日
9月26日、午後4時5分から約20分間、林芳正外務大臣は、故安倍晋三国葬儀に参列するため訪日中のアニケン・ヴィットフェルト・ノルウェー王国外相（H.E.Ms. Anniken HUITFELDT, Minister of Foreign Affairs of the Kingdom of Norway）と外相会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。
- 冒頭、林大臣から、故安倍晋三国葬儀への参列のためにヴィットフェルト外相に訪日いただいたことへの謝意を述べたところ、ヴィットフェルト外相からお悔やみの気持ちが伝えられました。
- また、林大臣から、日本とノルウェーは共に海洋国家であり、基本的価値を共有する重要なパートナーである旨述べ、両外相は、二国間関係の一層の発展のために様々な分野での協力可能性を探っていくことで一致しました。
- 両外相は、地域情勢についても意見交換を行い、林大臣から、欧州とインド太平洋の安全保障は不可分との観点から、同志国との連携を更に強化していきたい旨述べました。両外相は、ロシアによるウクライナ侵略に関し、同志国が結束して強力な対露制裁とウクライナ支援を継続する必要があるとの認識で一致しました。
- さらに、両外相は、世界のどこであっても力による一方的な現状変更は認められない旨を確認し、東シナ海・南シナ海情勢、昨25日の弾道ミサイル発射を始めとする核・ミサイル問題や拉致問題を含む北朝鮮への対応等においても引き続き連携していくことを確認しました。