報道発表
日米交流の促進・相互理解の増進のためのプロジェクトの実施(結果)
令和3年10月4日


10月2日及び3日、山口県岩国市(米海兵隊岩国飛行場内のM.C.ペリー高校)にて「日米交流の促進・相互理解の増進のためのプロジェクト」(Youth Exchange Program: YEP)の今年度の第一回事業が開催されたところ、概要は以下のとおりです。
1 「日米交流の促進・相互理解の増進のためのプロジェクト」の狙い
在日米軍施設・区域が所在する地域において、地元の日本人の中高生と在日米軍関係者の子息である米国人の中高生が、文化・教育交流を通じて、相互理解を深めるとともに、国際社会で活躍する人材を育成することを目的としています。 今般開催された岩国市での事業では、「日米友好をテーマにした旗及びご当地キャラクター」をテーマに、日米の中高生26名が交流しました。

2 概要
- (1)開会式(1日目:10月2日(土))
日本側から金井正彰北米局参事官が、米側からマーヴィン・ヘインズ在日米軍政策・計画部(J5)部長及びジョン・テイラー在福岡米国首席領事が出席し、2日間で参加者が互いに友情を育むことや、本事業が参加者の将来に有益なものとなることへの期待を寄せ、挨拶を行いました。 - (2)学生によるプレゼンテーション
(1日目:10月2日(土))
学生たちは、グループに分かれ、日米友好関係のさらなる発展といった願いを込めて旗をデザインし、英語及び日本語でプレゼンテーションを行いました。
(2日目:10月3日(日))
学生たちは「日米友好をテーマにしたご当地キャラクター」をテーマに、様々なアイディアを出し合い、錦帯橋、高森牛、白蛇等で有名な岩国市を広報するためのオリジナルのご当地キャラクターを考え、英語及び日本語でプレゼンテーションを行いました。
また、学生たちは、福田良彦岩国市長をはじめ参加した来賓に対し、日米友好に対する思いや、2日間で学んだことについて紹介しました。
- (3)閉会式及び修了式(2日目:10月3日(日))
日本側から福田良彦岩国市長が、米側からランス・ルイス米海兵隊岩国航空基地司令官及びトッド・シュリッツ米国防省教育部(DoDEA)太平洋地区理事長補佐官が出席し、参加者全員の2日間の健闘を称え、挨拶を行いました。

閉会式にて挨拶を行う福田市長

閉会式にて挨拶を行うルイス司令官
3 参加した日米学生の感想 (一部紹介)
- 学校でも英語を勉強していますが、実際に英語で話してみると、最初はコミュニケーションがうまくとれず、失敗ばかりでした。しかし、そうした失敗から、その次の機会にはもっと話せるようになり、お互いわかり合えるようになりました。(日本側参加者)
- とても楽しかったです。2人の日本人と友だちになることができました。連絡先も交換できたので、今回の交流をきっかけに今後も連絡を取り合いたいです。(米側参加者)

学生たち
(参考)実施形態
- 共催:外務省、米国防省教育部(Department of Defense Education Activity: DoDEA)
- 開催協力:米海兵隊岩国飛行場、山口県岩国市教育委員会