報道発表

マダガスカル大統領選挙での選挙監視の実施

平成30年12月17日

1 日本国政府は,12月19日に第2回投票が予定されるマダガスカル大統領選挙の公正な実施を支援するため,伊藤賢穂在マダガスカル大使館参事官を団長とする選挙監視団により,選挙監視を実施します。

2 我が国監視団は,マダガスカルにおいて選挙準備及び投票状況の監視活動を行い,その後結果をマダガスカル政府にも報告する予定です。

3 今般の選挙監視は,マダガスカル国家独立選挙委員会の要請を受け,我が国としてマダガスカルの民主主義の定着の努力を支援すべく行うものです。

[参考]
(1)2018年11月7日,大統領選挙第1回投票が行われ,ラジョリナ候補(得票率39.23%)及びラヴァルマナナ候補(同35.35%)が上位2名となったが,いずれの候補も当選要件である過半数の得票には至らなかったため,上位2名による第2回投票が12月19日に実施される。同じく立候補したラジャオナリマンピアニナ前大統領は,第3位(同8.82%)で第2回投票には進めなかった。

(2)我が国は,今次選挙の実施に当たって,対マダガスカル無償資金協力見返り資金により,独立国家選挙委員会本部の中央選挙情報センター及び各地域の選挙情報センター等に選挙関連機材を供与したのに加え,第1回投票でも在マダガスカル大使館員が首都アンタナナリボ市内及び郊外で選挙監視を実施した

(3)第2回投票の最終結果は,明年1月1日から9日の間に発表される予定。


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