報道発表
「将来の課題のための日・オーストリア委員会」
佐藤日本側委員長による第21回会合提言の中根外務副大臣への提出
平成30年6月21日

1 本21日,中根一幸外務副大臣は,「将来の課題のための日・オーストリア委員会」の佐藤義雄日本側委員長(住友生命取締役会長)から同委員会第21回会合(2017年7月に静岡市で開催)の提言を受領しました。
2 佐藤委員長から,第21回会合では「トランプ政権と今後の世界経済」,「不透明な国際社会における日・オーストリア及び日EU協力」,「農林業の将来と地方経済の活性化」というテーマに沿って忌憚のない議論が行われ,日・オーストリア双方の参加者が相互理解を深めたこと,さらに,同議論を受けて日・オーストリア両委員長が作成した提言の内容について説明がありました。
3 これに対し,中根副大臣から,佐藤委員長を始め両国委員の貢献に謝意を述べるとともに,提言を外交政策の企画・立案に役立てたい旨述べました。
[参考]「将来の課題のための日・オーストリア委員会」
1990年の日・オーストリア外相会談での合意に基づき設立された,両国間に存在する唯一の官民フォーラム。隔年ごとに両国で交互開催され,今まで21回の会合を開催。日本側委員長は佐藤義雄住友生命取締役会長(経団連ヨーロッパ地域委員会委員長),オーストリア側はマツァール・ウィーン大学教授が務める。