報道発表
日・マレーシア防衛装備品・技術移転協定の署名
平成30年4月18日
1 本18日(現地時間同日),クアラルンプールにおいて,宮川眞喜雄駐マレーシア大使とアブドゥル・ラヒム・マレーシア国防次官(Dato' Sri Abdul Rahim bin Mohamad Radzi, Secretary General, Ministry of Defence, Malaysia)との間で「防衛装備品及び技術の移転に関する日本国政府とマレーシア政府との間の協定(和文(PDF)/英文(PDF))」の署名が行われました(同18日に発効)。
2 この協定は,日・マレーシア両政府間において国際の平和及び安全に寄与するための事業等の実施のため移転される防衛装備品及び技術の取扱いに関する法的枠組みを設定するものです。具体的には,個別の移転について決定する手続を定めるとともに,移転される防衛装備品及び技術の適正な使用等について定めています。
3 この協定の締結により,日・マレーシア間で移転される防衛装備品及び技術について,第三国移転や目的外使用に係る適正な管理が確保され,日・マレーシア間のより緊密な防衛装備協力及び我が国の防衛産業の生産・技術基盤の維持・向上に寄与することとなり,ひいては我が国の安全保障に資することが期待されます。