報道発表

「将来の課題のための日・オーストリア委員会」
佐藤日本側委員長による第20回会合提言の岸外務副大臣への提出

平成29年6月30日
「将来の課題のための日・オーストリア委員会」佐藤日本側委員長による第20回会合提言の岸外務副大臣への提出1
「将来の課題のための日・オーストリア委員会」佐藤日本側委員長による第20回会合提言の岸外務副大臣への提出2

 本30日,岸信夫外務副大臣は,「将来の課題のための日・オーストリア委員会」の佐藤義雄日本側委員長(住友生命取締役会長)から同委員会第20回会合(2016年10月にウィーンで開催)の提言を受領しました。

 佐藤委員長から,(1)政治分野での協力を強化すべき,(2)日・オーストリア間協力は,日EU・経済連携協定(EPA)の早期大枠合意の推進等,政府のみならず様々なアクターの参加の下で探求すべき,(3)少子高齢化問題を始めとする21世紀の課題に対処するために両国がベストプラクティスを共有すべき等の第20回会合の提言の説明がありました。また,佐藤委員長から,本年7月14日から15日まで静岡市で開催予定の第21回会合について,政治・外交,国際経済,農林業等,様々なテーマで自由闊達に議論することにより,両国関係の更なる発展に資する多くの提言を得たい旨発言がありました。

 これに対して,岸副大臣から,日本側委員長として尽力頂いていることに謝意を述べつつ,提出された提言については外交政策立案の参考にさせていただきたい,本年の会合が有意義なものとなることを期待する旨述べました。

(参考)「将来の課題のための日・オーストリア委員会
 1990年の日・オーストリア外相会談での合意に基づき設立された,両国間に存在する唯一の官民フォーラム。隔年ごとに両国で交互開催され,今まで20回の会合 を開催。日本側委員長は佐藤義雄住友生命取締役会長(経団連ヨーロッパ地域委員会委員長),オーストリア側はマツァール・ウィーン大学教授が務める。


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