報道発表
麻生副総理のテメル・ブラジル大統領表敬
平成29年4月30日
本30日(現地時間同日),午前10時より10時43分まで(現地時間),麻生太郎副総理兼財務大臣(日伯国会議員連盟会長)は,ジャパン・ハウス開館式に出席のために訪問中のサンパウロにおいて,開館式に主賓として参加したミシェル・ミゲル・エリアス・テメル・ルリア・ブラジル連邦共和国大統領(H.E. Mr. Michel Miguel Elias Temer Lulia)を表敬の上,会談を行ったところ,概要は次の通りです(アロイジオ・ヌネス外務大臣,ロベルト・フレイレ文化大臣,ジェラルド・アルキミン・サンパウロ州知事,ジョアン・ドリア・サンパウロ市長他同席。日本側からは,薗浦健太郎外務副大臣他が同席。)。
1 冒頭
冒頭,テメル大統領より,麻生副総理のブラジル訪問と,ジャパン・ハウスの開館を歓迎する旨述べました。麻生副総理より,日本の多様な魅力を発信する場として本日開館を迎えるジャパン・ハウスの意義を説明しました。
2 二国間関係
麻生副総理は,テメル大統領が取り組む構造改革を支持する旨述べるとともに,両国の官民で連携して,経済関係をさらに進めるための環境を整えていくことの重要性を述べました。また,麻生副総理は,質の高いインフラ整備の重要性を説明しました。テメル大統領より,麻生副総理の指摘に同意するとし,労働法改革や年金改革,政府事業の民営化に取り組んでいることについて紹介がありました。
3 国際場裡における協力
麻生副総理とテメル大統領は,北朝鮮によるミサイル発射を含め地域情勢について意見交換するとともに,地域の平和と安定に向けた協力を確認しました。