報道発表
日ロさけ・ます漁業交渉(日ロ漁業合同委員会第33回会議)(結果)
平成29年3月27日
1 3月20日から本27日まで,モスクワにおいて,日ロ漁業合同委員会第33回会議が開催されました。
2 日ロ漁業合同委員会第33回会議の結果
(1)今回の会議には,日本側から,保科正樹水産庁増殖推進部長(政府代表)をはじめ,外務省,水産庁,北海道庁及び関係団体の関係者が,ロシア側から,ピョートル・サフチュク連邦漁業庁副長官 (政府代表)(Mr.Petr SAVCHUK, Deputy Head of the Federal Agency for Fisheries)をはじめ,外務省,連邦漁業庁及び関係団体の関係者が出席しました。
(2)今回の会議では,我が国200海里水域内における2017年の我が国漁船によるロシア系さけ・ますの漁獲量等について以下のとおりとすることで一致しました。
ア 漁獲量
からふとます,べにざけ,ぎんざけ,ますのすけ 計1,550トン(前年同)
(注)べにざけ,ぎんざけ,ますのすけについては,3種合わせて1隻当たり1トン以内。
しろざけ 500トン(前年同)
イ 漁業協力費
2億6,479万円から3億25万円の範囲で漁獲実績に応じて決定。(前年は,2億6,405万円から3億6万円の範囲で漁獲実績に応じて決定され,実績は2億6,405万円。)
(3)その他,2017年の漁業分野における科学技術協力計画等の採択が行われました。