報道発表

太平洋・島サミット第3回中間閣僚会合
滝沢外務大臣政務官とフィジー及びツバルの首席代表との会談

平成29年1月18日

 本18日,滝沢求外務大臣政務官は,太平洋・島サミット第3回中間閣僚会合のため訪日中のフィジー及びツバルの首席代表とそれぞれ会談を行ったところ,概要は以下のとおりです。

1 チョネ・ウサマテ・フィジー共和国雇用・生産性・産業関係大臣(Hon. Jone USAMATE, Minister for Employment, Productivity, and Industrial Relations, Republic of Fiji)(午前10時から約20分間)

  • フィジー1
  • フィジー2
 滝沢政務官から,フィジーの国際社会における存在感が高まっていることを支持・歓迎する旨伝達するとともに,第8回太平洋・島サミット(PALM8)の成功に向け緊密に協力したい旨述べました。また,滝沢政務官は,日本の重要なパートナーとしてフィジーとの経済分野での協力を進展させたい旨述べました。
 これに対し,ウサマテ大臣からは,これまでの日本による様々な支援に対する謝意が表されるとともに,人材育成等の分野での引き続きの協力要請がありました。さらに双方は,海における法の支配の重要性に関して一致しました。

2 マッキンジー・キリトメ・ツバル議会議員・政府貿易・観光特使(Hon. Mackenzie KIRITOME, Member of Parliament and the Special Envoy of the Government of Tuvalu on Trade and Tourism, Tuvalu)(午前10時40分から約20分間)

  • ツバル1
  • ツバル2
 滝沢政務官から,PALM8の成功に向け緊密に協力したい旨述べるとともに,気候変動対策分野やツバルの経済社会開発に関して協力していきたい旨述べました。
 これに対し,キリトメ特使から,これまでの日本の支援への高い評価及び謝意を述べるとともに気候変動や漁業分野における更なる支援の要請がありました。また,キリトメ特使からは,捕鯨や北朝鮮に関する日本の立場を支持する旨発言がありました。


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