報道発表

岸田外務大臣とルフット・インドネシア海洋担当調整大臣の会談

平成28年12月21日
岸田外務大臣とルフット海洋担当調整大臣の会談1
岸田外務大臣とルフット海洋担当調整大臣の会談2

 本21日午後3時10分から約25分間,岸田文雄外務大臣はルフット・ビンサル・パンジャイタン・インドネシア海洋担当調整大臣(H.E.Mr.Luhut Binsar Pandjaitan, Coordinating Minister for Maritime Affairs of the Republic of Indonesia)と会談したところ,概要は以下のとおりです。

1 冒頭,岸田大臣から,ルフット大臣の訪日を心から歓迎し,両国関係のために尽力していただいていることに感謝する旨述べました。また,アチェ州で発生した地震の被害につきお見舞いを述べ日本として速やかに緊急援助物資を供与したと述べました。さらに,岸田大臣から,インドネシアとの海洋分野での協力を重視し,今回両大臣の間で署名された海洋フォーラムの立ち上げのための覚書署名を歓迎したい,今後,協力案件等についてルフット大臣と議論を深めたいと述べました。

2 これに対し,ルフット大臣から,ジョコ大統領から両国関係をより緊密にすべく様々なことについて議論するように指示を受けて関係閣僚を同行させていると述べ,両国は海洋国家であり,今回署名された覚書をどのように実施していくかが重要である旨述べました。

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    海洋フォーラムの立ち上げのための覚書署名
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    海洋フォーラムの立ち上げのための覚書署名

3 更に,両大臣は,両国の象徴的な協力案件であるパティンバン新港整備につき,今後も緊密に連携していくことを確認しました。また,両大臣は,ジャワ島北幹線鉄道高速化についても意見交換しました。

4 両大臣は,その他の二国間の経済案件や南シナ海問題を含む地域情勢についても意見交換を行い,今後も緊密に連携していくことで一致しました。


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