報道発表
「メコン地域における官民協力・連携促進フォーラム特別会合」及びアウン・サン・スー・チー・ミャンマー国家最高顧問歓迎昼食懇談会の開催



1 本4日,アウン・サン・スー・チー・ミャンマー国家最高顧問(H.E.Ms.Aung San Suu Kyi, State Counsellor, the Republic of the Union of Myanmar)の訪日の機会を捉え,「メコン地域における官民協力・連携促進フォーラム特別会合」及びアウン・サン・スー・チー・ミャンマー国家最高顧問歓迎昼食懇談会が開催されました。歓迎昼食会に出席したアウン・サン・スー・チー国家最高顧問からは,日本からの投資を歓迎する,ミャンマーは海外からの投資がミャンマーでの雇用創出につながることを非常に重視している,日本企業がミャンマーへの投資で問題に直面した際には,何でも知らせてほしい,迅速に対応していきたい旨述べました。
2 同歓迎昼食会では,榊原定征経団連会長及び三村明夫日本商工会議所会頭が歓迎の挨拶を行い,岸信夫外務副大臣からも,日本のミャンマーにおける取組を紹介しつつ,今後も官民を挙げてミャンマーを支援していく旨述べました。
3 また,官民の部門を問わず約100名の参加者が集い午前中に開催された特別会合では,同国家最高顧問と共に訪日中のチョウ・ウィン・ミャンマー計画・財務大臣(H.E. Mr. Kyaw Win, Union Minister, Ministry of Planning and Finance)がスピーチを行いました。さらに,メコン地域各国からの政府関係者や,日本の政府関係者及び民間企業等からそれぞれのメコン地域における取組等に関する発表を行い,メコン地域の発展について集中的な意見交換が実施されました。参加者たちは,今後も部門を越えた連携を強化することにより,メコン地域全体の成長を後押ししていくことで一致しました。
(参考)
「メコン地域における官民協力・連携促進フォーラム」は,平成21年11月の第1回日本・メコン地域諸国首脳会議において立ち上げが合意されたもの。日本及びメコン地域諸国の官民双方が関心を有する課題等について議論し,情報を共有することにより,具体的な取り組みへつなげることを目的としている。