報道発表
日伊外相電話会談
平成28年9月13日
本13日,午後4時40分から約10分間,岸田文雄外務大臣はパオロ・ジェンティローニ・イタリア外務・国際協力大臣(H.E. Mr. Paolo Gentiloni, Minister of Foreign Affairs and International Cooperation of Italy)との間で日伊外相電話会談を行ったところ,概要は以下のとおりです。
1 岸田大臣から,北朝鮮が核実験を強行したことは,地域と国際社会の平和と安全に対する従来とは異なるレベルの脅威であり,我が国として断じて容認できるものではない,累次の安保理決議や六者会合共同声明に明白に違反しており,国際社会として断固とした対応をとるため,国連安保理での対応を含めイタリアとも緊密に連携していきたい旨述べました。
2 ジェンティローニ大臣からは,日本の見解を共有し,日本の立場を全面的に支持する,今回の北朝鮮による核実験は決して容認できず,国際社会が連携して取り組んでいくことが重要である旨の発言がありました。
3 両大臣は,北朝鮮に対する圧力を強化していくべく,本年及び明年のG7議長国として,また明年は共に安保理の一員として,国際社会において日伊で緊密に協力していくことで一致しました。