報道発表

日仏外相電話会談

平成28年9月12日

 本12日,午後4時40分から約20分間,岸田文雄外務大臣はジャン=マルク・エロー・フランス外務・国際開発大臣(H.E. Mr. Jean-Marc Ayrault, Minister of Foreign Affairs and International Development of the French Republic)との間で日仏外相電話会談を行ったところ,概要は以下のとおりです。

1 岸田大臣から,北朝鮮が核実験を強行したことは,日本の安全への直接的かつ重大な脅威であるとともに,地域及び国際社会の平和と安全を著しく損なうものであり,断じて容認できない,北京の「大使館」ルートを通じて,直ちに北朝鮮に対して厳重に抗議するとともに,最も強い言葉で非難した,国連安保理での対応を含め,フランスとも緊密に連携していきたい旨述べました。

2 エロー大臣からは,日本の見解を共有し,日本の立場を支持する,今回の北朝鮮による核実験は決して容認できないというのがフランスの断固たる立場であり,国際社会が連携して取り組んでいくことが重要である旨の発言がありました。

3 両大臣は,北朝鮮に対する圧力を強化していくべく,安保理を含む国際社会において日仏で緊密に協力し,適切な環境を整えていくことで一致しました。


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