報道発表
岸田外務大臣とケネディ駐日米国大使との意見交換
平成28年4月8日



本8日,午後1時10分から約30分間,岸田文雄外務大臣は,キャロライン・ケネディ駐日米国大使(H.E. Caroline Kennedy, U.S. Ambassador)と意見交換したところ,概要は以下のとおりです。
1 岸田大臣から,冒頭,地元である広島でまもなく開催されるG7広島外相会合を有意義なものとしたい,特に平和記念公園,資料館にG7外相と共に訪問できることを大変嬉しく思う,ケネディ大使を始め,これまでの米国政府からの協力に改めて感謝する旨述べました。同時に,不透明感を増す世界経済や更に厳しさを増す安全保障環境に鑑み,G7の協力の重要性が更に高まっている,こうした機会に日米同盟を強化し,G7の連携を確認しながら,国際社会の平和と繁栄にしっかりと貢献していきたい旨述べました。
2 ケネディ大使からは,G7広島外相会合が開催されることに対する祝意を表明しつつ,ジョン・ケリー国務長官(The Honorable John F. Kerry, Secretary of State of the United States)は,広島が岸田大臣の地元であること,また,外相間で議論すべき重要な事項が数多くあることから,広島を訪問することを楽しみにしている旨述べ,両者は,G7広島外相会合の成功に向けて日米で緊密に連携していくことで一致しました。