報道発表
黄川田外務大臣政務官とルアク東ティモール大統領との昼食会
平成28年3月15日


本15日午後0時30分から約90分間,黄川田仁志外務大臣政務官は,実務訪問賓客として訪日中のタウル・マタン・ルアク東ティモール民主共和国大統領(H.E.Mr Taur Matan Ruak, President of the Democratic Republic of Timor-Leste)及び同令夫人を招いて昼食を交え懇談を行ったところ,概要以下のとおりです。
1 冒頭,黄川田政務官から,ルアク大統領夫妻の訪日を歓迎するとともに,ルアク大統領の今次訪日を契機に良好な二国間関係を一層発展させたい旨述べました。また,黄川田政務官から,日本は自らの発展の歴史を踏まえ,ODAを通じた人材育成に力を入れており,東ティモールの発展のために人材育成に取り組んでいきたい旨述べました。
2 これに対して,ルアク大統領からは,東ティモールの国造りへの日本の継続的支援に対する謝意が述べられるとともに,第二次世界大戦後,国民を挙げての努力の末,発展を遂げた日本を見習い,東ティモールも発展させていきたい旨発言がありました。また,ルアク大統領から,東ティモールは海洋国家であり,違法漁業の取締り等の海洋安全保障能力の強化の必要性について発言があり,黄川田政務官より,日本としても東ティモールの能力強化のため支援していきたい旨述べました。
3 この他,両者は国造りにおける教育の重要性,防衛大学校への東ティモールの留学生等について意見交換を行いました。