報道発表

日伊外相電話会談

平成28年2月7日

 本7日,午後10時10分過ぎから約15分間,岸田文雄外務大臣は,米国訪問中のパオロ・ジェンティローニ・イタリア外務・国際協力大臣(H.E. Hon. Paolo Gentiloni, Minister for Foreign Affairs and International Cooperation of the Italian Republic)との間で日伊外相電話会談を行ったところ,概要は以下のとおりです。

1 岸田大臣から,先月の4度目の核実験に続き,今回,北朝鮮が弾道ミサイルの発射を強行したことは,我が国の安全に対する直接的かつ重大な脅威であり,北東アジア及び国際社会の平和と安全を損なうものであるとして断じて容認できるものではなく,北朝鮮に抗議したことを伝えました。また,国際社会が北朝鮮に対して強いメッセージを送ることが重要であり,安保理が強力な決議を速やかに採択する必要がある旨述べました。

2 ジェンティローニ大臣からは,今回の北朝鮮の挑発行為は,先月の核実験に続き1か月間で2回目であり,極めて深刻である,国連安保理が強い決議を速やかに採択することが重要である,頻繁な挑発行為は受け入れられず,イタリアとしても協力していきたい旨の発言がありました。

3 両大臣は,本年と明年のG7議長国として,日伊間で引き続き緊密に連携していくことを確認しました。


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