報道発表
日米外相電話会談
平成28年1月7日
本7日,午前9時00分から約15分間,岸田文雄外務大臣は,ジョン・ケリー米国国務長官(The Honorable John F. Kerry, Secretary of State of the United States)と日米外相電話会談を行ったところ,概要は以下のとおりです。
1 岸田大臣から,今回の北朝鮮の行為は,地域と国際社会の平和と安全を損なう安全保障上の重大な脅威であり,累次の安保理決議や六者会合共同声明に明白に違反しているとともに,核兵器不拡散条約(NPT)を中心とする国際的な核不拡散体制に対する重大な挑戦でもある,国際社会が断固とした対応をとることが極めて重要であり,日米,日米韓を始めとする関係国と緊密に連携・協力していきたい旨述べました。
2 これに対しケリー国務長官から,日本及び地域の同盟国に対する防衛コミットメントは確固たるものであることを確認したい,今回の実験は安保理決議違反であり,地域の平和と安定を害するものである,北朝鮮は自らの行動のコストを支払う必要がある,今後の対応については日米間で緊密に調整していきたい旨述べました。
3 最後に,日米,日米韓で緊密に連携・協力していくことを改めて確認しました。