報道発表
中根外務大臣政務官とブラットスカール・ノルウェー外務副大臣との会談(結果)
平成27年3月17日
本17日,午後4時30分から約30分間,中根一幸外務大臣政務官は,訪日中のブラットスカール・ノルウェー外務副大臣(Mr. Hans Brattskar, Deputy Minister of Foreign Affairs of the Kingdom of Norway)と会談したところ,概要は以下のとおりです。
1 中根政務官より,最近の活発な政治レベルでの往来に触れつつ,今般のブラットスカール副大臣による国連防災世界会議への参加に謝意を述べ,協力して会議を成功させたい旨述べました。
2 ブラットスカール副大臣より,津波で被害を受けた仙台の学校を訪問したが,被災地の方々の復興に向けた努力に感銘を受けた旨述べました。
3 会談では,ポスト2015開発アジェンダや両国の開発政策を中心に意見交換を行いました。
(1)中根政務官から,新たな開発協力大綱について,引き続き人間の安全保障の理念を基本方針として位置づけている旨,また,様々な開発主体と連携して戦略的に開発協力を推進し,ノルウェーが重視する人道支援の分野を含め,国際社会の平和,安定,繁栄の確保に一層積極的に貢献していく方針が示されている旨などについて説明しました。
(2)ブラットスカール副大臣からは,ノルウェーとしては開発に関する4つの白書を国会に提出し(注:2つは既に提出済み),引き続き人権,気候変動,グローバル・ヘルス,エネルギー等への取組で貢献していきたい旨の発言がありました。さらに,2017年までに開発のための教育分野の支出を倍増する予定であり,特に教育の質を高めることを重視している旨述べました。