報道発表
ワイレス国連訓練調査研究所事務局長による岸田外務大臣との会談
平成27年3月14日


本14日午後5時40分から約20分間,岸田文雄外務大臣は,第3回国連防災世界会議に出席のため仙台に滞在中のサリー・フェガン・ワイレス国連訓練調査研究所(UNITAR)事務局長(Ms. Sally Fegan-Wyles, Executive Director, United Nations Institute for Training and Research)と会談を行いました。会談の概要は以下のとおりです。
1 岸田大臣から,今回の訪日を歓迎するとともに,UNITARの人材育成事業が技術協力を重視し,人材育成を優先事項として国際協力を推進する日本の理念に合致しており,引き続き協力していく旨述べました。
2 ワイレス事務局長からは,第3回国連防災世界会議の開催をはじめとした日本の防災におけるリーダーシップへの評価が述べられるとともに,昨年就任した隈元UNITAR広島事務所長のもと,日本の関係が一層強化されている旨,また,アフリカ諸国を対象とした研修事業への日本政府からの支援を評価し,今後もUNITARへの積極的な支援を期待する旨の発言がありました。
3 これに対し,岸田大臣から,UNITAR広島事務所が実施する軍縮や紛争からの復興の事業を平和の象徴である広島で実施している意義は大きい旨述べるとともに,今後ともUNITARと協力していく旨述べました。