報道発表
JENESYS2.0 ソーシャルコミュニティー第35陣市民社会活動(海洋水産)コース
(対象国:インドネシア)
1 3月4日から12日にかけて,JENESYS2.0の一環として,インドネシアから海洋水産分野で学ぶ大学生等25名が来日します(日程(PDF))。
2 インドネシアの各地域から集まった学生一行は宮城県気仙沼市を訪問し,同市の魚市場にて魚介類の買い付けを見学するほか,市役所,水産加工の企業,製氷工場等を訪問し,同市の水産業の特徴や震災後の地域における水産業への取り組みについて学びます。また,東京海洋大学を訪問し同世代の学生との意見交換を通じて交流を深めるほか,近畿大学水産研究所からマグロの養殖についての講義を受けます。このほか,ホームステイや各地の歴史的名所等の訪問を通じて日本人の生活や文化への理解も深めます。
3 海洋水産分野は「海洋国家構想」を掲げるジョコ政権が重視する分野であり,本プログラムは海洋分野における我が国の協力のひとつとして実施するものです。本プログラムを通じて,インドネシアの海洋水産分野の将来を担う若者が知見を深めるとともに,インドネシアの海洋国家としての発展に貢献することが期待されます。また,日本社会全般についての理解と関心を高め,一人一人が日本の魅力の積極的な発信者となることも期待されます。
(参考1)JENESYS2.0
2013年1月18日,インドネシア訪問中の安倍総理は,2007年から実施したJENESYSの後継として,3万人規模でアジア大洋州諸国との間で青少年交流事業「JENESYS2.0」を実施することを発表。この事業は,日本経済の再生に向けて,我が国に対する潜在的な関心を増進させ,日本を訪れる外国人の増加を図ると共に,クールジャパンを含めた我が国の強みや魅力等の日本ブランド,日本的な「価値」への国際理解を増進させることを目指している。
(参考2)事業実施団体