報道発表
在京アラブ外交団による岸田外務大臣表敬
平成27年2月1日



本1日午後5時30分から約15分間,岸田文雄外務大臣は,在京アラブ外交団大使の表敬を受け,シリアの邦人拘束事案に対する在京アラブ外交団の声明(PDF)を受け取り,会談を行ったところ,概要は以下のとおりです。
1 岸田外務大臣から,この悲しみの日に,在京アラブ外交団が迅速に声明を発出し,日本及び被害者の御家族への連帯の気持ちを示して頂いたことに感謝申し上げる,このような非常に残念な結果になったことは極めて遺憾であり,許しがたい暴挙を断固非難,日本はテロに屈することは決してない,中東の平和と安定のためアラブ諸国を始めとする国際社会と連携していくとの考えを伝えました。
2 これに対し,在京アラブ外交団長のワリード・シアム駐日パレスチナ大使より,湯川遙菜氏及び後藤健二氏の御家族と日本国民に深いお悔やみを申し上げたい,日本との連帯を表明する,日本が過去数十年間行ってきた人道的な支援に感謝する,寛容,平和及び中庸という価値を日本と協働して推進していきたい,との発言がありました。
(参考)
参加した国・地域は,パレスチナ(在京アラブ外交団長),バーレーン,クウェート,ジブチ,ヨルダン,カタール,モーリタニア,スーダン,エジプト,イラク,チュニジア,モロッコ,オマーン,イエメン,リビアの15名の大使等