報道発表

JCM署名国会合(ハイレベル・ラウンドテーブル)の実施及び共同声明の発出

平成26年12月11日

1 本11日(現地時間10日),ペルーのリマにて実施されている「気候変動に関する国際連合枠組条約第20回締約国会議(COP20)」の日本パビリオンにおいて,「二国間クレジット制度(JCM)署名国会合(ハイレベル・ラウンドテーブル)」を開催しました。

2 本会合には望月義夫環境大臣とJCMの署名国12か国の代表者が出席し,JCMの進捗を歓迎し,引き続き協力してJCMを実施していくこと等が表明されました。また,本会合を踏まえ,我が国とJCM署名国12か国による共同声明仮訳(PDF)PDF英文(PDF)PDF)を発出いたしました。

(出席者)

日本国  :   望月義夫環境大臣
モンゴル国  :   オヨーン自然環境・グリーン開発大臣
バングラデシュ人民共和国  :   モンジュ環境森林大臣
エチオピア連邦民主共和国  :   カレ国務大臣
ケニア共和国  :   カウディア環境・水・天然資源省環境担当副次官
モルディブ共和国  :   サリール国連常駐代表
ベトナム社会主義共和国  :   ハー天然資源環境副大臣
ラオス人民民主共和国  :   ルアンサイサナ天然資源環境省災害管理・気候変動局長
インドネシア共和国  :   リザル経済担当調整大臣府次官補
コスタリカ共和国  :   ヒロット環境エネルギー大臣顧問
パラオ共和国  :   オットー国連常駐代表
カンボジア王国  :   オザノ環境省長官
メキシコ合衆国  :   ラシー環境天然資源省次官

(注)署名国は署名順に記載。英文の氏名・役職(環境省作成資料(PDF)PDF

3 我が国は,JCMの着実な実施を通じて,温暖化防止に向けた国際的な努力に貢献していく考えです。

(参考)二国間クレジット制度(Joint Crediting Mechanism:JCM)

 二国間クレジット制度は,途上国への温室効果ガス削減技術,製品,システム,サービス,インフラ等の普及や対策を通じ,実現した温室効果ガス排出削減・吸収への我が国の貢献を定量的に評価し,我が国の削減目標の達成に活用するもの。二国間クレジット制度に関する二国間文書の署名は,これまで12か国(モンゴル,バングラデシュ,エチオピア,ケニア,モルディブ,ベトナム,ラオス,インドネシア,コスタリカ,パラオ,カンボジア及びメキシコ)との間で行われている。

(参考サイト:新メカニズム情報プラットフォーム別ウィンドウで開く


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