報道発表
第13回日韓次官戦略対話の開催
平成26年10月1日
- 本1日、東京において、齋木昭隆外務事務次官と趙太庸(チョ・テヨン)韓国外交部第一次官との間で、第13回日韓次官戦略対話が開催されました。
- 日韓関係について、両者は、両国関係の前進に向け、高いレベルの意思疎通の継続、深化が重要であり、来年の日韓国交正常化50周年を良い雰囲気で迎えられるよう、共に努力することの重要性を確認しました。また、両国間の諸課題についても意見交換を行い、引き続き両国間で議論していくことを改めて確認しました。
- 北朝鮮問題について、両者は、現在の情勢や核・ミサイル問題について意見交換を行った上で、日韓、日韓米の緊密な連携を改めて確認しました。齋木次官から、拉致問題を含む日朝関係の現状について説明し、趙次官より理解と協力が示されました。さらに、韓国の拉北者・離散家族の問題を含む人道問題をめぐり、引き続き協力していくことで一致しました。
- さらに、日韓両国が、地域や国際社会の平和と安定、経済的繁栄に向け、共に積極的に貢献するとの観点から、日中韓協力を始めとしたアジア地域の情勢全般や、中東情勢、ロシア・ウクライナ情勢を含むグローバルな問題など、幅広い様々な議題についても率直かつ濃密な意見交換を行いました。

