報道発表
タワックル・カルマン「束縛のない女性ジャーナリスト」代表(イエメン)の来日
平成26年9月18日
1 9月11日から17日まで,外務省の戦略的実務者招へいにより,2011年にイエメン人として初めてノーベル平和賞を受賞したタワックル・カルマン「束縛のない女性ジャーナリスト」代表(Mrs. Tawakol Karman, President, Women Journalist Without Chains(WJWC))が来日しました。
2 カルマン代表は,女性が輝く社会に向けた国際シンポジウムに参加したほか,東京都内で日本イエメン友好協会との交流会,上智大学での講演会,中東研究者との意見交換会に出席し,高校生から専門家まで幅広い層と交流の場を持ちました。また,16日には,黒柳徹子ユニセフ親善大使と会談し,イエメンの人道状況につき意見交換を行いました。
3 このほか,カルマン代表は,15日に岡山県倉敷市,16日に広島県広島市でそれぞれ市民に向けて講演しました。広島では,原爆死没者慰霊碑を参拝し,犠牲になられた方々の冥福を祈り,献花を行いました。
(参考)カルマン代表略歴
2005年 | : | 束縛のない女性ジャーナリスト(Women Journalists Without Chains,WJWC)設立 |
2007年 | : | 政府の抑圧,不正,その他社会的,法的不平等の撤廃を求め,抗議活動を開始 |
2011年 | : | 「アラブの春」に呼応し,サーレハ大統領(当時)退陣と民主化を求め,青年革命運動の先頭に立つ |
: | ノーベル平和賞受賞(アラブ人女性初,史上最年少受賞) | |
2012年 | : | ハーディ大統領直属の国民対話技術準備委員会メンバー |
: | 国連ポスト2015年開発目標ハイレベルパネル,パネリスト | |
2013年 | : | 国民対話議長団メンバー |