報道発表
エドモンド・ミュレ国連平和維持活動(PKO)担当事務次長補の来日
平成25年11月6日
1 11月10日から13日まで,エドモンド・ミュレ国連平和維持活動(PKO)担当事務次長補(PKO局次長)(Mr. Edmond Mulet, Assistant Secretary-General for Peacekeeping Operations)が,外務省の招へいにより来日します。
2 滞在中,ミュレ事務次長補は,国連PKO等に携わる政府関係者等との意見交換を行うほか,11月11日より始まる日米共催第3回国連平和維持活動幹部要員訓練コース(GPOI SMLコース)の開講式に出席し,基調講演を行う予定です。
3 今回の来日を通じて,今後の国連PKOへの我が国の積極的取組に向け,国連側との連携が一層強化されることが期待されます。
【参考1】エドモンド・ミュレ国連平和維持活動(PKO)担当事務次長補について
ミュレ事務次長補(グアテマラ出身)は,元グアテマラ国会議員で,1992年に同国で国会議長を務めた。2000年代前半にはEU代表部大使に任命され,その後,国連ハイチ安定化ミッション(MINUSTAH)の事務総長特別代表に就任した。ミュレ事務次長補は,我が国がMINUSTAHに要員を派遣した時のMINUSTAH事務総長特別代表。2011年6月から現職。
【参考2】我が国の国連PKO等への参加の経緯と現状
平成4年6月に制定された国際平和協力法に基づき,過去21年間に,のべ14の国連PKOミッション等に約9000名の要員を派遣。過去にアンゴラ,カンボジア,モザンビーク,エルサルバドル,東ティモール,ネパール,スーダン,ゴラン高原,ハイチにおけるミッションに派遣したほか, 現在,国連南スーダン共和国ミッション(UNMISS)に要員を派遣中。