報道発表
ケニア共和国ナイロビのショッピングモールにおけるテロ事件の被害
(安倍総理大臣及び岸田外務大臣からのお見舞いメッセージの発出)
9月21日にケニア共和国の首都ナイロビのショッピングモールにおいてテロ事件が発生しました。この件に関し,安倍晋三内閣総理大臣からケニヤッタ・ケニア共和国大統領(H.E. Mr. Uhuru Mugai Kenyatta, President of the Republic of Kenya)に対し,岸田文雄外務大臣からモハメド外務長官(Hon. Amina C. Mohamed, Cabinet Secretary for Foreign Affairs of the Republic of Kenya)に対し,お見舞いとともに,テロ行為を強く非難し,ケニアを始めとする国際社会と連携しつつ取り組んでいくというメッセージを発出しました。
また,安倍総理及び岸田外務大臣より,同事件で死者が出たカナダのスティーブン・ハーパー首相(The Right Honourable Stephen Joseph Harper, Primeminister of Canada)・ジョン・ベアード外相(The Honourable John Baird, Minister of Foreign Affairs of Canada),フランスのオランド大統領(H.E. Mr. François Hollande, President of the French Republic)・ファビウス外相(H.E. Mr. Laurent Fabius, Minister of Foreign Affairs of the French Republic)、英国のキャメロン首相(Rt Hon David Cameron MP, Prime Minister of the United Kingdom)・ヘーグ外相(Rt Hon William Hague MP, First Secretary of State, Secretary of State for Foreign and Commonwealth Affairs of the United Kingdom)に対しても,同趣旨のメッセージを発出しました。
(参考)
1 9月21日12:50頃(現地時間),ケニアの首都ナイロビ北部の高級ショッピング・モール「ウェストゲート」が武装勢力により襲撃された。22日19:00(日本時間)現在、犯人は人質を取って施設内に立てこもりを続けている。人質の人数、国籍等に関する情報はない。イスラム過激派組織アル・シャバーブ(Al Shabab)が自らのツイッターアカウントにて犯行への関与を認めたとの報道があった。
2 現時点では正確な死傷者数は不明なるも,22日18時頃(日本時間)のケニア政府の発表によると同時点で59名の死者,175名の負傷者が発生している。カナダ人2名(うち1名は外交官),フランス人2名が死亡。米国人の死者は報告されていないが、米国政府関係者の妻が死亡した。また、ケニア大統領の近い親族も事件に巻き込まれ死亡した。