報道発表

日米外相電話会談

平成29年2月7日

本7日,午前7時30分から約15分間,岸田文雄外務大臣は,レックス・ティラソン米国国務長官(The Honorable Rex W.Tillerson, Secretary of State of the United States of America)と日米外相電話会談を行ったところ,概要は以下のとおりです。

  1. 岸田大臣から,ティラソン国務長官の就任に祝意を伝えつつ,21世紀の世界の平和と繁栄には,米国の力強いリーダーシップが必要であるとして,地域の平和と繁栄の礎である日米同盟の重要性を強調しました。
  2. これに対しティラソン国務長官から,謝意が表明され,両者は,互いに緊密に協力して,日米同盟の更なる強化に不断の努力を傾けること,また,近く会談を行うことで一致しました。
  3. 両者は,地域情勢に関するやり取りの中で尖閣諸島について触れ,ティラソン国務長官から,尖閣諸島は日本の施政下にある領域であり,日米安全保障条約第5条の適用範囲である,米国は尖閣諸島に対する日本の施政を損なおうとするいかなる一方的な行動にも反対する旨述べました。

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