報道発表

岸外務副大臣とサマラウィクラマ・スリランカ開発戦略・国際貿易大臣との会談

平成28年10月28日
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 本28日午後4時40分から約30分間,岸信夫外務副大臣は,訪日中のマリック・サマラウィクラマ・スリランカ民主社会主義共和国開発戦略・国際貿易大臣(Hon. Malik Samarawickrama, Minister of Development Strategies and International Trade of the Democratic Socialist Republic of Sri Lanka)と意見交換を行ったところ,概要以下のとおりです。

  1. 冒頭,岸副大臣から,インド洋の要衝であるスリランカとの関係を一貫して重視しており,昨年10月のウィクラマシンハ首相訪日時に発出された「包括的パートナーシップに関する共同宣言(PDF)別ウィンドウで開く」を,引き続きしっかりとフォローアップしていきたい旨述べました。これに対し,サマラウィクラマ大臣から,これまでの日本の支援に謝意を述べるとともに,今後とも友好関係を一層強化したい旨述べました。
  2. 岸副大臣から,両国間の貿易・投資を一層拡大したい,またスリランカを地域のハブとして発展させることがインド洋地域の繁栄にとり重要であり,港湾,空港の開発のため可能な限りの協力を進めたい旨述べました。これに対し,サマラウィクラマ大臣から,新政権における投資・貿易拡大に向けたコミットメントを改めて表明するとともに,日本からの一層のインフラ支援への期待感を表明しました。
(参考)
 マリック・サマラウィクラマ開発戦略・国際貿易大臣は,10月27日から11月1日まで外務省の閣僚級招へいにより訪日し,経済分野を中心に,政府・民間の関係者との意見交換を行っている。訪日歴・会談歴なし。

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