報道発表

ガーナに対する無償資金協力に関する書簡の交換

平成27年12月9日

  1. 1 12月8日(現地時間同日),ガーナ共和国の首都アクラにおいて,我が方吉村馨駐ガーナ大使と先方ハナ・セルワ・テテ・ガーナ共和国外務・地域統合大臣(H.E.Ms. Hanna Serwaah Tetteh, Minister for Foreign Affairs and Regional Integration of the Republic of Ghana)との間で,以下2件の無償資金協力に関する書簡の交換が行われました。
    (1)アクラ中心部電力供給強化計画
    (2)セコンディ水産業振興計画(追加分)

    2 各案件の概要は以下のとおりです。
    (1)アクラ中心部電力供給強化計画(供与限度額:43億5,700万円)
    ガーナでは,経済成長が堅調に推移する一方で電力需要が増加し,首都圏や大都市を中心に電力不足が問題となっています。この計画は,電力需要が急増しながらも,送配電網の整備が遅れている首都アクラにおいて,変電所等の基幹送配電施設の新設をもって,電力供給の強化と送配電ロスの軽減を図るものです。この協力により,住民生活の安定化と産業発展に寄与することが期待されます。

    (2)セコンディ水産業振興計画
    昨年4月29日に書簡を交換した後,為替相場の変動等の事情から,贈与の供与限度額を18億2,500万円から21億6,900万円に変更するものです。
    ガーナにおいては,水産業が安価なタンパク源の供給,輸出による外貨獲得,貧困層への雇用機会の創出等に重要な役割を担っています。この協力は,主要な漁港でありがらも,港湾施設の混雑や製氷能力の不足といった漁港機能の低下が問題となっているセコンディ漁港の改修及び拡充を行うための資金を供与するものです。この協力により,ガーナの沿岸漁業の振興に寄与することが期待されます。

    3 我が国は,2013年6月に開催された第5回アフリカ開発会議(TICAD V)において,インフラ整備に対する約6,500億円の公的資金を投入することを表明しており,本件協力はこの公約を具体化するものです。

    4 西アフリカ地域において長年の安定を確保し,多くの国から投資先として注目を集めるガーナは,我が国にとっても重要なパートナーであり,こうした支援を通じ,同国の経済発展に向けた取組を後押しします。

    (参考)ガーナ概況
    ガーナ共和国はアフリカの西部に位置し,国土面積は約23.9万平方キロメートル(日本の約3分の2),人口は約2,590万人(2013年,国連人口基金(UNFPA)),人口1人当たりの国民総所得(GNI)は約1,770米ドル(2013年,世界銀行)。

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