報道発表
日豪外相会談
平成27年5月22日


本22日,午後6時30分から約45分間,岸田文雄外務大臣は,第7回太平洋・島サミット(PALM7)出席のため来日中のオーストラリアのジュリー・ビショップ外務大臣(The Hon. Julie BISHOP, MP, Minister for Foreign Affairs of Australia)と日豪外相会談を行ったところ,概要は以下のとおりです。
- 岸田大臣から,1年ぶりの来日を歓迎するとともに,ビショップ大臣のPALM7への出席に感謝する,日豪で協力して太平洋島嶼国の安定と繁栄に努力したいと述べました。また,戦後70年・国連創設70周年に当たる今年,地域・国際の平和と安定の貢献に向けて協力していきたい旨述べました。
- これに対し,ビショップ大臣から,福島県いわき市で開催されるPALM7を楽しみにしている,福島から日本人留学生を受け入れており,豪州は,東日本大震災の被災地の復興を気にかけている,これらは日豪の緊密な関係の表れである旨述べました。
- 双方は,日豪外務・防衛閣僚会議(2+2)等各種協議の場を通じて二国間関係を強化していくことを確認したほか,NPT運用検討会議及び軍縮・核拡散イニシアティブ(NPDI)について意見交換を行い,また,日豪米協力,太平洋協力等の二国間関係,地域情勢についても意見交換を行いました。