報道発表
第7回太平洋・島サミットに向けた有識者会合提言書の提出
平成27年3月12日


- 本12日,5月に福島県いわき市において開催予定の第7回太平洋・島サミット(PALM7)に向けた有識者会合の提言書が,小林泉座長(一般社団法人太平洋協会理事長,大阪学院大学教授)を始めとする有識者委員から,岸田文雄外務大臣に提出されました。
- 有識者会合では,日本の新たな対島嶼国外交方針,今後の島サミットの在り方,対島嶼国協力の重点分野と支援の在り方等について議論が行われ,提言がとりまとめられました。
- 提言では,対島嶼国外交について知見を持つ有識者の立場から,我が国と島嶼国との協力の重点分野として(1)防災・気候変動,(2)人的交流・人材育成,(3)海洋問題,(4)経済交流が挙げられています。
- 外務省は,この提言書の内容を参考にしつつ,第7回太平洋・島サミットに向けた準備を進めていく予定です
(参考)
1.太平洋・島サミット(Pacific Islands Leaders Meeting:PALM)
太平洋島嶼国・地域が直面する様々な問題について首脳レベルで率直な意見交換を行うため,1997年以降3年ごとに開催。
今回の第7回サミット(PALM7)は,「福島いわきから太平洋への誓い 共に創る豊かな未来」のキャッチフレーズの下,本年5月22日,23日に福島県いわき市で開催予定。
2.第7回太平洋・島サミットに向けた有識者会合
2014年5月から11月,計5回(5月,6月,9月,10月,11月)にわたり,議論を実施。
委員一覧
委員一覧
座長 小林 泉(こばやし いずみ) 一般社団法人太平洋協会理事長,大阪学院大学教授
(以下,50音順)
北野 貴裕(きたの たかひろ) 一般社団法人太平洋協会会長,北野建設会長兼社長,在東京ソロモン諸島名誉領事
白石 隆(しらいし たかし) 政策研究大学院大学学長
畝川 憲之(せがわ のりゆき) 大阪学院大学准教授
千野 境子(ちの けいこ) 産経新聞客員論説委員
柳原 正治(やなぎはら まさはる) 九州大学教授