報道発表

シエラレオネ,リベリア及びギニアを始めとする西アフリカ諸国で発生したエボラ出血熱対策のための緊急無償資金協力

平成26年8月15日
1.本15日,シエラレオネ,リベリア及びギニアを始めとする西アフリカ諸国において発生しているエボラ出血熱対策のため,我が国政府は,世界保健機関(WHO),国際連合児童基金(UNICEF)及び国際赤十字・赤新月社連盟(IFRC)を通じて,150万ドル(約1億4,550万円)の緊急無償資金協力を実施することを決定しました。
 
2.エボラ出血熱は,本年3月にギニアで最初の症例が確認されてから,国境を接するシエラレオネ及びリベリアに拡大し,西アフリカ地域において8月11日までに疑い例を含む発症者1,975名(内死亡者1,069名)が確認されるなど感染が急速に拡大しており,更なる緊急の対応が求められています。
 
3.我が国は,既に本年4月にギニアにおけるエボラ出血熱対策のため約52万ドルの緊急無償資金協力を行ったところですが,今般の感染の拡大を受け,また西アフリカ諸国政府並びにWHO,UNICEF及びIFRCからの要請を踏まえ,我が国と各国との友好関係及び人道上の必要性に鑑み,今般の緊急無償資金協力を実施することとしました。

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