報道発表
中米3か国(グアテマラ・ホンジュラス・ニカラグア)におけるハリケーン被害に対する緊急無償資金協力
令和2年12月18日
12月18日、我が国政府は、中米3か国(グアテマラ・ホンジュラス・ニカラグア)において、ハリケーン・イータ及びイオタの被害を受けた人々に対する支援として、880万ドル(9億6,800万円)の緊急無償資金協力を実施することを決定しました。
- 今回の協力では、国連世界食糧計画(WFP)、国連児童基金(UNICEF)、国際移住機関(IOM)及び国際赤十字・赤新月社連盟(IFRC)を通じ、食料や住居修繕資材、非食料援助物資の提供、水・衛生分野や避難所内の調整・管理への支援等を実施します。
- この協力を通じ、各国において、以下のような貢献が期待されます。
- (1)グアテマラ
- 約7,000人に対し、食料を供与。
- 約10,000人に対し、バケツや石けん等を含む家庭用衛生キット等を供与し、また安全な水へのアクセスを改善。
- 約1,300世帯に毛布等の非食料援助物資を供与。
- (2)ホンジュラス
- 約28,000人に対し、食料を供与。
- 約13,000人に対し、バケツや石けん等を含む家庭用衛生キット等を供与し、また安全な水へのアクセスを改善。
- 約620世帯に対し、住宅修繕のための資材を供与。
- 約1,000世帯に対し、衣類等の非食料援助物資を供与。
- 10の既存の施設を利用した避難所を改修し、水や電気等の基本的サービスへのアクセスを改善。
- 約3,000人対し、新型コロナウイルス感染症等の対策のための衛生キットや寝具等の非食料援助物資を供与。
- (3)ニカラグア
- 約12,000人に対し、食料を供与。
- 約44,000人の子どもに対し、学校給食を提供。
- 約1,900世帯に対し、農作物の種子や肥料等の農業再開のための物資を供与。
- 約12,000人に対し、家庭用衛生キット等を供与し、また安全な水へのアクセスを改善。
- 小学校25校に対し、学校用家具の供与や教材を供与。
- 約1,400世帯に対し、日用品等非食料援助物資を供与。
- [参考1]各国別支援額内訳
-
- グアテマラ:
- 110万ドル
- ホンジュラス:
- 400万ドル
- ニカラグア:
- 370万ドル
- [参考2]国際機関別支援額内訳
-
- 国連世界食糧計画(WFP):
- 440万ドル
- 国連児童基金(UNICEF):
- 220万ドル
- 国際移住機関(IOM):
- 110万ドル
- 国際赤十字・赤新月社連盟(IFRC):
- 110万ドル