報道発表
キルギス共和国議会選挙に対する我が国選挙監視団の派遣
平成27年9月25日
- 1 我が国は10月4日に予定されているキルギス共和国議会選挙の公正な実施を支援するため,有識者2名(岡田晃枝・東京大学特任准教授及び稲垣文昭・慶應義塾大学SFC研究所上席所員),在キルギス日本国大使館員2名及び国際協力機構(JICA)キルギス事務所員1名を選挙監視活動に参加させることとしました。有識者及びJICAキルギス事務所員の3名は,今回の大統領選挙における主要な国際監視団である「欧州安全保障協力機構/民主制度・人権事務所(OSCE/ODIHR)」国際選挙監視団の要員として活動します。また,日本大使館員2名は,キルギス中央選挙管理委員会に日本政府の監視員として登録され,選挙監視活動に従事します。
- 2 キルギスは,国際社会と協力し,同選挙の公正かつ円滑な実施に向けて取り組んでいます。我が国は,キルギスの独立以来,同国の国造りを支援してきており,今回の選挙監視団派遣はその一環です。
- 3 我が国は,公正かつ円滑な共和国議会選挙の実施が,キルギスの安定と民主化の進展に寄与することを期待します。
(参考)選挙監視団派遣以外の我が国による選挙支援概要
我が国は,キルギス共和国議会選挙の公平かつ円滑な実施を支援するため,国連開発計画(UNDP)を通じ,投票者の本人確認のための機材の供与及び機材の利用に係る能力強化のため,総額7億4,000万円の無償資金協力を実施した。(平成27年5月22日に交換公文締結済み)