報道発表

バングラデシュ人民共和国に対する警備艇供与(「政府安全保障能力強化支援(OSA)」)に関する書簡の署名・交換

令和5年11月15日

 11月15日(現地時間同日)、バングラデシュ人民共和国の首都ダッカにおいて、岩間公典駐バングラデシュ人民共和国日本国特命全権大使と、ワカル・ウズ・ザマン・バングラデシュ人民共和国首相府軍務局首席幕僚(Lieutenant General Waker-Uz-Zaman, SGP, psc, Principal Staff Officer, Armed Forces Division, Prime Minister’s Office of the People’s Republic of Bangladesh)との間で、5.75億円を供与額とする「政府安全保障能力強化支援(OSA)」に関する書簡の署名・交換が行われました。

  1. OSAは、令和5年度に創設された、軍等に対する資機材供与やインフラ整備等を通じて、同志国の安全保障上の能力や抑止力の強化に貢献することにより、我が国との安全保障協力関係の強化、我が国にとって望ましい安全保障環境の創出及び国際的な平和と安全の維持・強化に寄与することを目的とする、新たな無償による資金協力の枠組みです。
  2. 我が国の「戦略的パートナー」であるバングラデシュは、我が国にとって重要なシーレーンに面するベンガル湾を擁しており、ベンガル湾の警戒監視や災害対処等に当たっているバングラデシュ海軍の警戒監視及び災害対処能力を向上させることの重要性が高まっています。
  3. 本支援は、バングラデシュ海軍に警備艇を供与するものであり、これによって、同軍の警戒監視能力や災害対処能力を強化し、ベンガル湾ひいてはインド太平洋地域における海洋安全保障の維持・強化に寄与することが期待されます。

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