報道発表
日・イタリア外相の懇談
令和5年11月8日
11月8日、午後2時から約15分間、上川陽子外務大臣は、G7外相会合のマージンにおいて、アントニオ・タヤーニ・イタリア共和国副首相兼外務・国際協力相(H.E. Mr. Antonio TAJANI, Vice President of the Council of Ministers and Minister of Foreign Affairs of the Italian Republic)と懇談を行ったところ、概要は以下のとおりです。
- タヤーニ外相から、日本のG7議長国としての1年間の取組や、今般のG7外相会合における上川大臣の議長としての采配ぶりへの称賛があり、イタリアとしても議長国の日本が達成した成果を引き継いでいきたい旨述べました。これに対し、上川大臣から、G7外相会合の議論に対するタヤーニ外相の貢献に対して謝意を表明した上で、現下の様々な課題にG7として連携して対応できるよう、日本として、あと2か月、議長国の責任として引き続き精力的に取り組んでいきたい旨述べました。また、上川大臣から、本年のG7議長国として、来年の議長国であるイタリアに協力したい旨述べ、両外相は、G7議長国としての引継ぎについて様々なレベルで行っていくことを確認しました。
- このほか、両外相は、中東情勢を始めとする喫緊の国際情勢について意見交換を行い、二国間及びG7の枠組みを通じて、引き続き緊密に連携していくことで一致しました。さらに、両外相は、アフリカ地域について、同地域の安定化の促進に向け、引き続き協力していくことで一致しました。