報道発表

日・インドネシア外相電話会談

令和3年2月10日

2月10日、20時30分から約20分間、茂木敏充外務大臣は、ルトノ・マルスディ・インドネシア共和国外務大臣(H.E. Ms. Retno L.P. Marsudi, Minister for Foreign Affairs of the Republic of Indonesia)と電話会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。

  1.  両外相は、ミャンマー情勢について突っ込んだ意見交換を行い、ネーピードーにおける平和的なデモ隊に対する発砲を含め、情勢についての双方の現状認識と懸念を共有しました。茂木大臣からは、市民に対する暴力の回避、アウン・サン・スー・チー最高顧問を含む拘束された関係者の解放や民主的な政治体制の早期回復を国軍に対し引き続き強く求めていく方針を伝えました。これに対してルトノ外相からは、ミャンマー国民の安全確保や民主的プロセスへの回帰の重要性を含めASEANの視点から発言がありました。両外相は、ミャンマー情勢について基本的な認識を共有していることを確認するとともに、今後も引き続き緊密に連携していくこととしました。
  2.  また、両外相は、戦略的パートナーである両国の二国間関係や様々な国際的な課題における連携を更に強化していくことで一致しました。

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