報道発表
APECビジネス諮問委員会日本委員による茂木外務大臣表敬
令和2年11月17日



11月17日午後2時から約10分間、茂木敏充外務大臣は、APECビジネス諮問委員会(ABAC)日本委員による表敬を受けたところ、概要は以下のとおりです。
- 冒頭、林信秀委員(みずほ銀行常任顧問)から、茂木大臣に対し、ABACによる2020年「APEC首脳への提言書」が手交され、多角的貿易体制の堅持と地域経済統合、デジタル化を含むイノベーションの推進、包摂的経済成長の実現、気候変動への取組等持続可能な社会の実現のためのAPECの活動に対する経済界の期待が述べられました。
- これに対し、茂木大臣から、ABAC日本委員の貢献に謝意を表するとともに、我が国は、開かれた自由貿易体制を維持、強化していくこと、また、データ流通のルール作りも含め、ポスト・コロナのルール作り、体制作りにも主導的な役割を果たしていく旨述べた上で、ABACの今後の活動への期待を表明しました。
[参考]APECビジネス諮問委員会(APEC Business Advisory Council(ABAC))
(1)ABACは、1995年に設立されたAPEC唯一の公式民間諮問団体。APEC参加国・地域の首脳から指名されたビジネス界の代表が委員として活動(各国・地域最大3名)。
(2)ABACは、ビジネス界が重視する課題をAPECへ助言することが期待されており、毎年のAPEC首脳会議に向けて提言を提出する他、首脳会議の際に、APEC首脳と直接対話を行う。
(3)日本委員は以下のとおり。
- 林 信秀 株式会社みずほ銀行常任顧問
- 遠藤 信博 日本電気株式会社取締役会長
- 髙橋 規 三井物産株式会社顧問
- 松木 俊哉 日本電気株式会社執行役員常務(代理委員)