報道発表
マルディニ国連児童基金公的パートナーシップ局長による中谷外務大臣政務官表敬
令和元年10月3日


本3日午後5時10分から約20分間,中谷真一外務大臣政務官は,日・UNICEF政策協議に参加のため訪日中のカーラ・ハダッド・マルディニ国連児童基金(UNICEF)公的パートナーシップ局長(Ms. Carla Haddad Mardini, Director, Public Partnerships Division)の表敬を受けたところ,概要は以下のとおりです。なお,当初,ゴルニツカ国連児童基金事務局次長による表敬が予定されていましたが,先方都合により,急遽代理としてマルディニ公的パートナーシップ局長による表敬となったものです。
- 冒頭,中谷政務官から,マルディニ局長の今次訪日を歓迎し,今回で30回目を迎える日・UNICEF政策協議に触れた上で,「日本とUNICEFの長きに亘る協力関係を今後も発展・深化させていきたい」と述べました。
- また,中谷政務官から,持続可能な開発目標(SDGs)の推進に関し,「UNICEFとも連携しつつ,日本として人道・開発支援を通じて世界レベルでのSDGs達成に引き続き貢献していく」と述べました。加えて,来年開催予定の「東京栄養サミット2020」に対するUNICEFの協力を要請するとともに,日本がリードする革新的資金調達に関する議論へのインプットやイノベーション分野における日本企業との連携について呼びかけました。
- これに対し,マルディニ局長から,今年は児童の権利条約30周年と同時に日本とUNICEFの連携70周年にもあたることに触れ,「これまでの日本のUNICEFに対する支援に感謝するとともに,児童の権利条約が守られることはSDGs達成に不可欠である」旨表明しました。加えて,若者支援やイノベーションの重要性を強調しつつ,来年の「「東京栄養サミット2020」など,SDGs達成のために今後とも国内外で日本との連携を更に深めていきたい」旨述べました。