報道発表

日・フィジー外相会談

平成27年3月15日
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 本15日午後3時30分から約20分間,岸田文雄外務大臣は,第3回国連防災世界会議出席のため仙台に滞在中のラトゥ・イノケ・クンブアンボラ・フィジー共和国外務大臣(H. E. Ratu Inoke KUBUABOLA, Minister for Foreign Affairs of the Republic of Fiji)と日・フィジー外相会談を行ったところ,概要は以下のとおりです。

1.冒頭,岸田大臣から,昨年9月にフィジーにおける総選挙が民主的かつ平和裏に実施されたことを歓迎し,クンブアンボラ大臣の再任に祝意を表しました。

2.岸田大臣から,日本は大洋州地域の発展に向け重要な役割を担ってきたフィジーとの友好関係を極めて重視しており,協力を更に強化したい旨述べたのに対し,クンブアンボラ外相から,賛意が示されました。

3.岸田大臣から,日本はフィジー経済の自立に向けたパートナーとして共に取り組んでいきたい,ODAプロジェクトを活用しつつ,協力を一層深めていきたい旨述べたのに対し,クンブアンボラ外相から,日本のこれまでの協力に対する謝意を表明した上で,フィジー経済の発展のため二国間の貿易投資関係を更に強化したい旨述べました。

4.両大臣は,太平洋島嶼国の安定と繁栄に向け,両国が連携して太平洋地域の課題に取り組む重要性を確認した上で,本年5月に福島県いわき市で開催される第7回太平洋・島サミットの成功に向け協力していくことで一致するとともに,国連を含む国際場裡での協力を進めていくことを確認しました。

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