報道発表

城内外務副大臣とハント豪環境大臣との会談

平成27年3月10日
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本10日,午後2時15分から約30分間,城内実外務副大臣は,来日中のグレッグ・ハント豪環境大臣(The Hon Greg Hunt, Minister for Environment of Australia)と会談を行ったところ,概要は以下のとおりです。

  1. 城内副大臣から,本年1月の日豪経済連携協定(EPA)の発効を含め,日豪関係は一層深化しており,日豪の「特別な関係」を更なる高みに引き上げたい旨述べたのに対し,ハント大臣も,両国関係の一層の強化に尽力したい旨述べました。
  2. また,城内副大臣から,我が国が国際捕鯨委員会科学委員会に提出した新南極海鯨類科学調査計画案について,豪の支持を求めたのに対し,ハント大臣から,捕鯨について日豪間の考えは異なるが,建設的な対話を継続したい旨述べました。
  3. さらに,ハント大臣からは,豪政府によるグレート・バリア・リーフ(GBR)の保全及びGBRの持つ普遍的価値を将来へ向けて確保していく取組について説明があり,世界遺産委員会にて日本と協働していきたい旨述べました。
  4. このほか,城内副大臣とハント大臣は,本年12月に開催される国連気候変動枠組条約第21回締約国会議(COP21)において,2020年以降の新しい枠組みの合意に向け,両国で緊密に協力していくこと,また,日豪が拠出を発表した緑の気候基金の活用について,両国で連携していくことを確認しました。

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