報道発表
ラヒームプール・イラン外務次官による岸田外務大臣表敬
平成26年10月31日


1 本月31日,14時頃から約10分間,岸田文雄外務大臣は,外務省において,来日中のイブラヒム・ラヒームプール・アジア大洋州CIS担当外務次官(H.E. Mr. Ibrahim Rahimpour, Deputy Minister of Foreign Affairs for Asia,Oceania and CIS) の表敬を受けました。
2 会談において,岸田外務大臣は,ローハニ政権成立後,二国間関係が進展しており,両国関係を強化したいと述べました。また,イランの核問題については,今が解決の絶好の機会であり,大局的な観点から柔軟性を発揮し,交渉をまとめてほしいとのメッセージをザリーフ外相に伝えてほしい旨述べました。
3 ラヒームプール外務次官は,両国の経済関係がさらに発展・拡大することを期待する旨述べるとともに,核問題については全ての交渉当事者が勝者になるべきであると述べました。これに対し,岸田外務大臣から,核問題の解決は日・イラン間の経済関係を飛躍的に発展させるであろうと述べました。また,会談では中東・アジア情勢についても意見交換が行われました。