報道発表

レバノンにおけるテロ事件に関する若林外務大臣政務官メッセージ

平成25年8月27日
 本27日,若林健太外務大臣政務官は,来訪したムハンマド・ディーブ駐日レバノン大使に対し,8月15日にレバノンのベイルート南部で,また,23日にトリポリで発生した爆弾テロ事件について,次のメッセージを伝達しました。

1.今回の爆弾テロ事件により多くの死傷者が出たことに強い衝撃と憤りを覚える。

2.テロは,いかなる理由によっても正当化できず,我が国はこのようなテロ行為を断固として非難する。

3.今回の事件による御遺族の方々に対し,心から哀悼の意を表するとともに,負傷者の方々に心からお見舞い申し上げる。

4.本件により対立がエスカレートすることのないよう全ての関係者に自制を求めるとのスレイマン大統領及びレバノンの政治指導者の立場を支持する。

(参考)
1.15日,ベイルート南郊外のルワイス地区において駐車中の車両に仕掛けられた爆弾が爆発し,レバノン国営通信によると,本事件で少なくとも14人が死亡(16日朝のシャルベル内相の発表によれば死者は19人に上るとの報道),212人が負傷。
2.23日,北部トリポリ市内のタクワモスク(スンニ派)近くにおいて爆弾が爆発。その数分後,市内に隣接するミーナ地区のサーレムモスク(スンニ派,タクワモスクとの直線距離は約2.5キロメートル)近くでも爆弾が爆発。26日午前現在,本件爆発により47名が死亡,500名以上が負傷。

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