報道発表

キルギスに対する無償資金協力に関する書簡の交換
「母子保健強化計画(UNICEF連携)」及び「薬物管理支援計画(UN連携/UNODC実施)」

平成30年3月6日

  1. 1  本6日(現地時間同日),キルギス共和国の首都ビシュケクにおいて,以下2件の無償資金協力に関する書簡の交換が行われました。
    (1)「母子保健強化計画(UNICEF連携)」(供与額3億9,200万円)
      我が方署名者:山村嘉宏駐キルギス大使
      先方署名者:杢尾雪絵国連児童基金(UNICEF)キルギス事務所代表
      (Ms. Yukie MOKUO,Representative, United Nations Children’s Fund in the Kyrgyz Republic)
    (2)「薬物管理支援計画(UN連携/UNODC実施)」(供与額3億1,100万円)
      我が方署名者:山村嘉宏駐キルギス大使
      先方署名者:アシータ・ミッタル国連薬物・犯罪事務所(UNODC)中央アジア地域 事務所代表
      (Ms. Ashita MITTAL,the Regional Representative of the Regional Office for Central Asia, United Nations Office on Drugs and Crime)

    2 各案件の概要は,それぞれ以下のとおりです。
    (1)「母子保健強化計画(UNICEF連携)」(供与額3億9,200万円)
      この計画は,キルギスの医療施設の整備,医療従事者の能力強化,及びユニバーサル・ヘルス・カバレッジ達成のための保健医療政策の策定支援等を行うものです。
      キルギスでは依然として,所得や地域による大きな医療格差が存在します。この計画の実施により,対象地域の約92万人の5歳児未満の子供と約15万人の妊産婦が適切な医療サービスを受けられるようになることが見込まれ,同国内の母子保健医療格差是正に寄与することが期待されます。
    (2)「薬物管理支援計画(UN連携/UNODC実施)」(供与額3億1,100万円)
      この計画は,キルギスの薬物管理に対する法制度構築,国内関係省庁の能力強化,薬物適正管理支援,国内外関係機関との協力体制構築等の支援を行うものです。
      キルギスは国境管理体制及び国内の薬物管理体制上,ロシア,欧州への違法薬物の輸送経路の一つとなっており,また国内での違法薬物の流通が問題となっています。この計画の実施により,キルギス国内の関係省庁職員約200名の能力が強化され,麻薬関連犯罪の阻止に繋がるほか,国内,国際的な違法薬物の取引対策が強化され,国内の治安が安定することから,キルギス国民約600万人の生活が改善することが期待されます。

    3 2017年5月の「中央アジア+日本」対話・第6回外相会合で発出された共同声明の中でも中央アジア地域における保健課題の解決,麻薬拡散防止の必要性について言及されており,今回の協力はそのフォローアップの一環として行われるものです。 

    [参考]
     キルギス共和国は,面積約19万8,500平方キロメートル(日本の約半分),人口約600万人(2016年,国連人口基金),人口1人当たり国民総所得(GNI)は1,100ドル(2016年,世界銀行)。

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