
「ストップ結核ジャパンアクションプラン」の発表について
平成20年7月24日
- 24日(木曜日)、東京で開催中の「国際結核シンポジウム『世界における結核の征圧に向けて:アジアからアフリカまで』」において、外務省と厚生労働省は、JICA、財団法人結核予防会、ストップ結核パートナーシップ日本と共同で作成した、結核分野の国際協力に関する我が国のアクションプラン(行動計画)を発表した(アクションプラン概要別添)。
- このアクションプランは、日本の官民が連携して結核対策の国際協力に取り組んでいくことを表明するもの。戦後の結核対策で培った経験や技術を生かして技術支援や人材育成を行うこと、世界エイズ・結核・マラリア対策基金を活用した国際協力の推進に向けて官民が連携することなどを盛り込んでいる。
- 結核を始めとする感染症は、途上国の開発を阻害し、人間の安全保障への重大な脅威となっている。また、ミレニアム開発目標にある主要な感染症の発生率の増加を2015年までに阻止し、発生率を減少させることを目指すとの目標の達成も道半ばである。今回のアクションプランは、日本が関係諸国、国際機関、民間や市民社会と協力し、国際的な結核対策の面で具体的な貢献を進めていく上での基礎となるものである。